赤信号が青に変わる瞬間、止まっていた時間がもう一度動き始める。海辺の街を舞台に、夏海とスカイブルーのギターを抱えた少女・渚が、二人だけの歌「Shining Now」を作り始めます。
高校最後の夏に渚が姿を消してから十五年。夏海のもとへ届いたのは、2041年の日付を持つ音声ファイルでした。失われたはずのギターと声を手がかりに、過去と未来、記憶と平行世界が重なっていきます。
過去に置いてきた自分の声を取り戻したい人へ。現実の奥にもう一つの可能性を感じたことがある人へ。魂の旅と青春の痛みを、一歩を踏み出す物語として描いたトミーの小説です。
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