
映画の世界には私たちの意識のシステムについて描かれているものがあります。今回ご紹介する映画は「トゥルーマン・ショー」。1998年公開のジムキャリー主演のSF作品です。
ジムキャリーが演じるトゥルーマンは生まれた時からバーチャルなスタジオで育ち、その姿が外側の世界でテレビ放映され非常に人気のあるスーパースター。でも、彼はそれがバーチャルな世界だとは気付いていません。その中で普通に生活をしていたのが、徐々に自分が住んでいる世界がバーチャルじゃないかと気付き始めて・・・という内容です。
この作品は、設定としては一人の人間を隔離してヒーローに仕立て上げてしまっているという側面はあるものの、状態としてはまさに私たちが住んでいるこの地球のシステムを象徴しているようです。しかも、彼が人生を歩いている間に、実は彼の住む世界がバーチャルだと教える存在が何度か登場するのですが、その度ごとにテレビの脚本でうまい事トゥルーマンが気付かないように細工が行われたり。
もし今住んでいる世界がこの映画のようだったらどうでしょう。この映画の最後には、彼はバーチャルの世界だと完全に気付くのですが、私たちもあるタイミングでこの世界の「ルール」に気付くことになります。そうすると、次に待っているのが「夢」の世界との統合。この点で、明晰夢(夢の中で夢と気付く夢)との関連が出てきます。もし、今この事実に完全に気付けば、「なりたい自分になるため」の障害は消え、過去も今も未来も大丈夫だという事に気付くでしょう。
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