私たちは幸せになりたいというモチベーションで、様々な行動を取って幸せを求めていく傾向があります。
「幸せ」という言葉の定義は人それぞれが、僕が感じる「幸せ」とは、言葉で表せば「完全なる私」「満足、満たされた状態」「私らしさ」になるように感じています。
しかし、私たちは「こうなれば幸せになる」や「これを手に入れれば幸せだ」、「私はこういう人間だから、幸せになる価値が無い」というように、幸せに対して条件付けや理由を付けて、幸せになる状態を管理してしまいがちです。何かの行動をして手に入れるものだと想ってしまうと、何かをしなければ幸せにはなれないという思考・行動パターンが生まれ、ある時は幸せである時は不幸だとか、ある時は運がよくてある時は運が悪い、というように浮き沈みのループに陥ってしまいます。
幸せとは行動して手に入れるものではなく、元々ある(在る)事に気付く状態だと感じています。確かに始めは行動をして味わうという体験も必要でしょうが、元々「幸せの源」は自分自身の存在そのものだと気付くようになってきます。そのためには、今この瞬間のビジョン(五感と感情・フィーリング)を意味を付けずにただ味わう事がキーだと感じています。
人は様々な出来事に対して、個人的な意味を付けることでビジョンが狭くなってしまいがち。ただシンプルに個人的な意味づけをせずに、今のこの瞬間のビジョンを味わうことで、幸せ・喜びそのものになってくるでしょう。
▼今後のワークショップの日程です。ご興味あるワークがありましたら、是非ご参加ください。